自動車保険でこのたび採用されることになった新等級制度についての解説です。

新等級制度について

2012年10月1日以降に保険の始期日を迎えた場合、新等級制度に移行していることになってしまいます。
新等級制度については各メディアでも言われているので知っている方も少なくありませんが、これはこれまでの等級にプラスして「事故ナシ」「事故アリ」に分類されることになるという制度です。
これまでの制度でしたら、保険料が1等級アップすると割引率も少し下がるという仕組みでしたが、新制度では、事故で保険を使えば一気に3等級も下がってしまいます。
しかもこの事故アリですが、1年目だけでなく2年目、3年目と継続してゆき、3年間無事故で過ごすことで元の事故ナシに戻ることができます。
それでこれからは事故にあった時に保険を使ったほうがよいのかを事前に計算しておく必要があるといえるでしょう。
さらにこの新制度ですが、6等級より下の等級は事故の有無を区分しないという特徴があります。
それでも1〜3等級は割増等級になり、とくに1級の場合には64%も高くなってしまいますので、1級にならないように気を付けたいところです。
また最悪のケースですが、1等級、2等級といったドライバーが事故を起こした際、翌年は保険会社が加入を引き受けてくれないこともあるといわれています。
このように注意したい事故と等級ですが、どのような事故でも等級が3等級下がってしまうというわけではありません。
等級が翌年3級下がってしまうものとしては対人賠償保険、対物賠償保険、自損事故保険、車両保険などが挙げられます。
それに対して等級据え置き事故といわれる、保険を適応しても等級が変わらないものがあります。
例えば火災、爆発、窓ガラス破損、盗難、落書き、騒じょうに伴う暴動行為や破壊行為、台風、竜巻、洪水、高潮、飛来、落下物との衝突などがあります。
しかし新しい制度によって、上記のものでも事故アリ等級を適用することもあるといわれていますので、よく保険会社に確認してみるようにしましょう。
さらに加えて翌年の等級が1つあがるものの、保険適応してもほとんど無事故と変わらないものとしては無保険車傷害保険、搭乗者傷害保険、人身傷害補償担保特約、弁護士費用特約、ファミリーバイク特約などが挙げられます。
いずれにせよこれまで以上に事故へのペナルティが強くなってきていますので、普段から事故をしないように気をつけるのはもちろんのこと、事故をしてしまった際にも保険会社を利用するかどうか、よく考える必要があるといえるでしょう。

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